みなさん、こんにちは。弁護士の木山です。
昨日は金沢地方に出張があったのですが、帰りの飛行機が
遅れたこともあり、機内でたっぷりと本を読むことができました。
いままで読もうと思っていて、なかなか読めないでいた名著
トルストイ(原卓也訳)「人生論」を、機内で読みました。
人生というより、人間という「生命体」そのものに対する
深い考察と研究成果が書かれており、いま読んでよかったです。
生命感覚が洗練される本でした。
今年は連載が毎月4本あり、なかなかしんどかったのですが、
もうすぐ連載を終了し、本になる予定のものがあります。
「小説で読む行政事件訴訟法」です。
「小説で読む行政事件訴訟法」は、「受験新報」という雑誌で、
2008年12月号~現在まで連載中の法律小説。
あと2回で(第16話)で最終回を迎える予定です。
行政事件訴訟法という法律は、マニアックな法律ですが、
税務訴訟では重要な法律です。
ロースクール生にとっても、新司法試験の受験科目に、
行政法があるため、その一部として勉強する意味があります。
もっとも、行政法や行政事件訴訟法は抽象的でわかりにくい、
民事訴訟法以上に、抽象的で難解だと思われているようです。
が、実際に使っている実務家には、難しいものではありません。
税務訴訟をやっている弁護士や税理士にとっては、
税務訴訟をつかさどるルールブックの1つに過ぎないからです。
実際に使ったことがある法律かどうかで、
「イメージ」に大きな違いがでて来るのだと思います。
「小説で読む行政事件訴訟法」は,昨年3月に出版し、
好評いただいている「小説で読む民事訴訟法」の続編です。
ストーリーとしても楽しんでいただけるよう工夫をしてきました。
小説の書き方については、素人なので、
ストーリー展開の仕方やプロット作成方法等、小説の書き方も
大量に本を読み込み勉強してから、連載をスタートさせました。
「小説で読む民事訴訟法」は多くの方に好評いただいたものの、
なかには「小説そのものは陳腐」というレビューもありました。
そこで、「小説で読む行政事件訴訟法」では、
「小説で読む民事訴訟法」以上に、物語性に力点を置きました。
法律そのものに興味がない方も、
ストーリーを楽しんでいただければと思っております。
なお、作品の鍵となるのが、セネカ「人生の短さについて」です。
わたしがここ数年あいついで親族を亡くしたことが、
作品の根底にある裏のテーマをつくりあげていますが、
本の内容は、ロースクール生の恋愛や友情などもあり、
全体的には明るい雰囲気で楽しみながら勉強できる本です。
来年の3月~4月に発売予定ですので、
詳細が決まりましたら、またブログでお知らせいたします。
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