『熟考する力』(大和書房)について

12月に発売された,新刊『熟考する力』(大和書房)が,産経新聞の書評で紹介されました。

http://www.sankei.com/life/news/170122/lif1701220023-n1.html

『熟考する力』(大和書房) http://amzn.asia/hQb6Otf

法的思考力のなかでも,法的三段論法は,法律家だけでなく,一般の方にも有用な思考法であると考えています。

法学を学んでいる人にとってはあたりまえになっている,

法解釈(ルールの解釈)→事実認定(事実の確定)→両者のあてはめによる結論

という,3ステップは,日常生活においても応用することが可能です。

司法試験の不人気,法学部の人気低迷が生じていますが,これからどのような社会になるにせよ,人と人との間に生じるさまざまな問題を解決する思考法として,法的思考力は必ず役立つ技術で,身につけた者にとって,思いのほか「強力な武器」になる考え方だと思います。

専門書でも,資格試験などの勉強をしている人向けの本でもなく,一般向けの「思考術」の本として,法的思考力のエッセンスを,法律問題ではない日常的に身近にあるできごとのなかに注ぎ込みました。

白くて他の本と比べると(少し)目立たない表紙かもしれませんが(でも,著者としてはとても気に入っているテーマにふさわしいカバーだと思っています),ビジネス書のコーナーにひっそりと置かれてい(ると思い)ますので,ぜひ書店で手にとっていただければ嬉しいです。

法学部の学生や,ロースクールの学生,法学部出身の社会人の方,すでに法律を使う仕事につかれている方などに,ぜひ読んでいただければと思い書きました。

本書のもうひとつのコンセプトはSNSが日常的にあるいま必要なのは,すぐに「反応しない技術」を身につけ,「熟考する」ことに意義がある,というものですが,ご感想など熟考したうえで(笑),SNSを通じて発信していただけると嬉しいです。

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新刊『熟考する力』(大和書房)

新刊が発売されました。

『熟考する力』(大和書房)

http://amzn.asia/hQb6Otf

法的思考力を日常に応用する方法を書いた一般書(ビジネス書・自己啓発書)です。

お読みいただければ嬉しいです。

法学の力をよみがえらせたいですね。

法学部や法科大学院で法学を学んでいる学生の方も,法学部出身の方も,すでに法律家の方も,専門領域だけの力ではなく,社会全般で役立つ考え方が法学にはあること(=法的思考力)を改めて実感していただければと思い書いた本です。法学部の学生にとっては,いま学んでいる法律科目の勉強を通じて,どのような応用ができるのかを知ることができ,自身が学んでいることの意義が見出せるのではないかと思います。

ぜひ多くの方にお読みいただき,たくさんSNSやブログなどで感想いただければ嬉しいです。

目次

序章 熟考する力とは?

1章 解釈の視点―同じルールでも,人によってとらえ方が違う

2章 事実認定の視点―それは事実なのか,それとも意見なのか?

3章 評価の視点―上っ面だけを見て,的外れなことを語っていないか?

4章 結論の視点―即断・即決できる人は多いが,熟考できる人は少ない

5章 主張を読解する視点―言葉の裏にある相手の意図を見抜けるか?

6章 反応する技術

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連載スタートのお知らせ【重要事案から学ぶ「税務判例」の読み方(幻冬舎HP)】

幻冬舎さんのサイトで,連載記事がスタートしております。

拙著『税務判例が読めるようになる』(大蔵財務協会,2015年)の紹介になっています。

http://gentosha-go.com/articles/-/5565

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「税法解釈のあり方―文理解釈は正しいのか」(青山法学論集58巻2号73頁)

所属大学の紀要に,以下の論文(論説)が掲載されました。

「税法解釈のあり方―文理解釈は正しいのか」(青山法学論集58巻2号(2016年)73-131頁)

論文(全文)は,下記で読むことができます。

https://www.agulin.aoyama.ac.jp/opac/repository/1000/19521/19521.pdf#search='%E7%A8%8E%E6%B3%95%E8%A7%A3%E9%87%88%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8A%E6%96%B9'

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改訂版刊行のお知らせ(『税務調査を法的に視る』大蔵財務協会)

2014年に刊行された『税務調査を法的に視る』(大蔵財務協会)の改訂版が刊行されることになりました。

改訂版では,あらたに行政不服審査法及び国税通則法の平成26年改正や,新しい判例や統計データを織り込みリニューアルをしました。

また,税務調査においても「法的三段論法」で視ることが重要であるとのコンセプトの本であるため,あらたに「「法的三段論法」使いこなしガイド」とのサブタイトルが入りました。

本日,見本をいただいたところです。お知らせでした。

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『情熱を持った専門家になれ!!』(大蔵財務協会)

新刊が今週末には発売になります。

『情熱を持った専門家になれ!! ハートが熱ければ専門バカではない』

(大蔵財務協会,2016年)

https://www.zaikyo.or.jp/publishing/books/007343.shtml

今年初の新刊で,通算43冊目の単著になります。

ぜひご感想などSNSなどでいただければ嬉しいです。

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ヤフー事件最高裁判決(最高裁平成28年2月29日第一小法廷判決)の評釈

税経通信2016年6月号(71巻6号)10頁に,ヤフー事件の最高裁判決(最高裁平成28年2月29日第一小法廷判決)の評釈が掲載されました。

「適格合併後に被合併法人の未処理欠損金額の損金算入を行ったことについて組織再編成に係る行為計算否認規定(法人税法132条の2)の適用が認められた事案~最高裁平成28年2月29日第一小法廷判決・裁判所HP]

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「『法的思考力』が求められる近時の税理士実務」(税理2016年5月号113頁)

「月刊税理」2016年5月号の「特別企画」に,下記の記事が掲載されました。

―特別企画 税理士実務における「リーガル・マインド」の重要性―

「〔理論編〕『法的思考力』が求められる近時の税理士実務」(113頁~120頁)

古典的文献もひもときながら,「リーガル・マインド」とは何かについて触れたうえで,税理士実務になぜ「リーガル・マインド(法的思考力)」が求められるようになったのか,またどのようにして鍛えればよいのかについて論じました。

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「給与概念の確立と変容」(青山法学論集57巻4号115頁)

所属大学の紀要に,以下の論文(論説)が掲載されました。

「給与概念の確立と変容」(青山法学論集57巻4号(2016年)115頁)

所得税法28条1項が定める「給与所得」の概念(給与概念)について,最高裁昭和56年判決(弁護士顧問料事件)が示した規範を前提に,最高裁平成13年判決(りんご生産組合事件),最高裁平成17年判決(ストック・オプション事件),最高裁平成27年判決(債務免除益事件)を検証し,従属性要件を不要とする見解(裁判例等)についても言及をしました。

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弘文堂スクエア【木山先生のゆるゆる時間(たいむ)】第10回がアップされました。

弘文堂スクエアの「木山先生のゆるゆる時間(たいむ)」,第10回の記事が,アップされました。

第10回 花粉のお話 - 木山先生のゆるゆる時間 http://yurutime.hatenablog.jp/entry/2016/03/23

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«「債務免除益事件の最高裁判決に含まれる諸問題-最高裁平成27年10月8日第一小法廷判決」(青山ビジネスロー・レビュー5巻2号65頁)