「判例解説 税理士の損害賠償責任」(大蔵財務協会)
「21世紀に入ってから,およそ10年が経とうとしているが,
その間に
税理士が依頼者から訴えられるケースが激増したように思う。
あるいは訴えられないまでも,依頼者とトラブルになった,
あるいはなりそうだという税理士からのご相談は,
その何倍もの数にのぼる。
その背景には,依頼者側の変化,
すなわち,権利意識が高まったことや,
インターネットの普及により情報収集が容易になったこと,
あるいは取れるところから少しでもお金を取りたいという
懐事情などがあるかもしれない。
一方,税理士側はどうかというと,10年前と変わらず,
無防備な方が大変多いように思われる。…」
当事務所のパートナー弁護士で,
標題の著書の編集代表である
内田久美子弁護士の「はしがき」のさわりです。
本書は,いわゆる「税賠(ぜいばい)」といわれる分野,
つまり,税理士の先生が依頼者から訴えられたケースについて,
合計50の判例について,詳細な検討を行っています。
並製本(ソフトカバー)で,ページ数は,約700頁あります。
単なる判例解説にとどまらず,紛争(訴訟)にならないためには,
どのような点に気をつければよいかについても解説しています。
事後的に「判例」を分析し,
事前の「予防策」についても検討するものです。
わたしも,いくつかの判例解説について執筆を担当しています。
手前みそですが,税賠の事件で多数の実績を残している,
内田久美子弁護士が編集代表をした,
他にない判例解説集になっていると思います。
新刊のご案内でした。
| 固定リンク


最近のコメント