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2010年4月

書泉グランデで「木山泰嗣フェア」が開催されます。

みなさん、こんにちは。弁護士の木山です。

これまで7冊の単著と2冊の監修本を出版しましたが、

神保町にある書泉グランデの3階(ビジネス・法律等)で、

何と、わたしの本のフェアが開催されることになりました。

わたしの全著作(監修含む)・関連書と、

著作を創る基礎になった18冊のおすすめ本が

陳列される予定です(「思考の基礎を作った18冊」)。

限定10冊ですが、わたしのサイン本も置かれます。

また、フェア期間中、

書泉グランデさんでお買い求めいただいた方には、

わたしが出演したUSENラジオ(ビジネス・ステーション)の

収録CD(50分番組)の特典がつく予定です(80枚限定)。

陳列されるおすすめの18冊は、

私が繰り返し読んでいる最高峰の著書ばかりです。

(いわゆる流行本は含まれていません。)

古典が多いのでやや渋めかもしれませんが、

素晴らしい本ばかりですので、

ぜひお読みいただければと思います。

http://www.shosen.co.jp/hp/fair/fair.html

書泉グランデさんでの展示にさきがけて、

「受験新報」(法学書院)の最新号(6月号)にも、

18冊の一覧とおすすめの理由(コメント)が掲載されます。

こちらもご興味あれば、お読みいただけると嬉しいです。

開催までしばらく時間がありますので、

近くなりましたら、

また詳細をお知らせさせていただきます。

こうしたフェアを開催していただけるようになったのも、

わたしの本をいつもお読みいただいているみなさまの

おかげです。

この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

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Wednesday READING-No.53-関橋英作「ブランド再生工場」(角川新書)

みなさん,こんにちは。弁護士の木山です。

ゴールデンウイークも間近ですが,

いかがお過ごしでしょうか。

今週ご紹介する本 は,ブランド再生の本です。

ブランド再生について 書かれた本はあまりありません。

本書は,こうしたテーマを扱っており,新鮮です。

著者の関橋さんは,キットカットのCMなどを担当された方。
実際の舞台裏が書かれており,面白いです。
勉強になる言葉として,
・「広告は立体的,PRは直線的」
・「インサイトのふるいをかける」
・「広告は人に伝えるための手段。
マーケティングは人を喜ばせるための企て。」
などがあります。
関橋さんは,
ブランドの価値は「情緒的な価値」だといいます。
結局は,その商品が「人に好かれる」ことが,
ブランドの価値であり,その追求方法が書かれています。

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Wednesday READING-No.52-菊池伸=鳥飼重和「平成22年株主総会徹底対策」(商事法務)

みなさん,こんにちは。弁護士の木山です。

寒い日が続きましたが,ようやく春らしくなりました。

いかがお過ごしでしょうか。

おかげさまで,毎週水曜日に1冊,本をご紹介する

「ウェンズデイ・リーディング」も,今日で52回目。

1度も更新を休むことなく,無事1周年を迎えることができました。

いつもお読みいただいている読者の方に感謝いたします。

連休明けの5月8日(土)からは,

書泉グランデ(神保町)で,私の本のフェアが開催されます。

お買い求めいただいた方に限定の特典もご用意する予定です。

また,詳細が決まりましたらご報告します。

今週ご紹介する本 は,これから5月,6月にかけて

シーズンが到来する「株主総会」の対策をテーマにした本です。

森・濱田松本法律事務所の菊池伸弁護士と

弊事務所所長の鳥飼重和弁護士の共著です。

毎年最新版が出るシリーズもので,

株主総会の想定問答について,

普遍的なものもと,その年のトピックをあわせて

両弁護士が対談したものをまとめたものです。

企業の総会担当の方には必須のガイドブックといえます。

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Wednesday READING-No.51-岡本太郎「今日の芸術」(光文社)

みなさん,こんにちは。弁護士の木山です。

ここ数日,大学の新入生をよくみかけます。

新しい環境になった方も多いと思いますが,

いかがお過ごしでしょうか。

ちょうど私も今日は母校のロースクールでセミナーがあり、

大学のキャンパスに行きましたが、

おおぜいの学生で賑わっていました。

今週ご紹介する本 は,芸術家,岡本太郎さんの本です。

先日,神保町の書泉グランデでみつけた掘り出しものです。

「芸術は爆発だ」や,太陽の塔で有名な,

岡本さんは,96年に亡くなられているのですが,

書泉グランデの3階で平積みされているのをみつけました。

新しい本かと思ったら,文庫の発売は1999年。

原著が出たのは,なんと1954年でした。

いまから56年前に書かれた本です。

いま読んでも新鮮に読めるところが,すごいところです。

冒頭で,新入生の話をしましたが,岡本さんは,

56年前に,「新しいということは,何か」と問うています。

「世の中が新鮮で動的な時代には,新しさが輝かしい魅力として受けいれられ,若さが希望的にクローズアップされます。しかし反対に,動かない,よどんだ時代には,古い権威側はかさにかかって新しいものをおさえつけ,自分たちの陣営を固めようとします。」(50頁)

この「若さ」について,岡本太郎さんは,

その人の青春に対する決意できまるといい,

年齢的な若さではないことを強調されています。

「新しいものには,新しい価値規準がある」という岡本さんは,

「だから,「いくらなんでも,あれは困る」と思うようなものー自分で,とても判断も理解もできないようなものこそ,意外にも明朗な新しい価値をになっているばあいがあるということを,十分に疑い,慎重に判断すべき」だといいます(54頁)。

絵画などの芸術をテーマに,

岡本さんの持論が展開されている本ですが,

考え方としては一般に通じる書きぶりになっており,

古い本でありながら,新しい本のように読めます。

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「小説で読む行政事件訴訟法」が重版になりました。

先月発売されました拙著「小説で読む行政事件訴訟法」が、

「税理士新聞」(エヌピー通信社)1301号で紹介されました。

http://www.torikai.gr.jp/writing/pdf/etc_shinzei1301.pdf

また、本日、「小説で読む行政事件訴訟法」の重版と、

前作「小説で読む民事訴訟法」の5刷が決まりました。

お買い求めいただいた方々に改めて御礼申し上げます。

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Wednesday READING-No.50-櫻井敬子=橋本博之「行政法(第2版)」(弘文堂)

みなさん,こんにちは。弁護士の木山です。

桜も咲き,

ようやく温かくなってきましたが,いかがお過ごしでしょうか。

今週ご紹介する本 は,久しぶりに「法律書」(専門書)です。

学習院大学の櫻井教授と,慶応義塾大学の橋本教授の共著。

新司法試験では必須の「行政法」の基本が書かれています。

学者の先生による体系書ですが,二色刷りで,

重要事項(キーワード)は青色になっている親切設計です。

帯には「最高の基本書」と書かれていますが,

あまり多くはない行政法の基本書としては,オーソドックスで,

多くの事項が網羅的に拾われており,かつ読みやすいため,

帯の言葉も,誇張ではないように受け止められる本です。

「小説で読む行政事件訴訟法」で,行政法のイメージをつかみ,

あるいは行政法に興味を持たれた方が,

「次に読む本」としておすすめです。

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税務署職員の誤指導に違法性が認められた事案

以前にこのブログでもアナウンスいたしました税務論文が,

「税務弘報」(中央経済社)の

最新号(5月号・145頁以下)に掲載されました。

税務に関する国家賠償請求訴訟で,

納税者が勝訴した判例は,非常に少ないのが実情です。

この論文で取り上げた判例では,税務署職員の誤指導に

「注意義務違反」(違法性)が認められました。

これまでは,

最高裁第一小法廷平成5年3月11日判決が先例となり,

税務署職員の誤った指導あったことが認定されたとしても,

国賠法の「注意義務違反」が認められた例はありませんでした。

本件は,この点が認められた点に意義があります。

損害との相当因果関係はないとして請求は棄却されましたが,

税務に関する国賠事案の裁判例として一歩前進だと思います。

担当した事件ですので,判例を含め詳細な検討をしました。

ご興味ある方は,税務弘報2010年5月号をお読みください。

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