Wednesday READING-No.55-佐々木俊尚「電子書籍の衝撃」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
みなさん、こんにちは。弁護士の木山です。
ゴールデンウイーク明けの1週間、いかがお過ごしでしょうか。
今週ご紹介する本
は、いま話題の著書です。
音楽媒体がCDからネットに移行していったように、
書籍も電子媒体になる時代がやってくるのでしょうか。
キンドル、iPadの登場で、日本も電子書籍の時代が
やってくることになりました。
CDが売れなくなったように書籍も売れなくなるのか、
という疑問に本書は、
先行しているアメリカのデータの紹介、
日本における未来の展望の分析にとどまらず、
日本の出版界がこれまでかかえてきた問題にも
出版の歴史を解説しながら言及しています。
日本における出版の歴史・現状を知りたい方にも、
とても読みやすくわかりやすい本だと思いました。
年間500冊の本を読了している読書好きのわたしとしては、
似たような本の氾濫をぜひとも食い止めていただき、
質の高い良書が普及することを願っています。
また過去の先人が記してきた内容をまとめた本は、
きちんと出典・原典を紹介する全うな本が
増えることを切に願っています。
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