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2015年9月

弘文堂スクエア【木山先生のゆるゆる時間(たいむ)】第4回がアップされました。

新連載がスターになりました,弘文堂スクエアの「木山先生のゆるゆる時間(たいむ)」。

第4回の記事が,アップされました。

第4回 キラキラしたお話 - 木山先生のゆるゆる時間 http://yurutime.hatenablog.jp/entry/2015/09/17

お楽しみいただければ幸いです。

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弘文堂スクエア【木山先生のゆるゆる時間(たいむ)】第3回がアップされました。

新連載がスターになりました,弘文堂スクエアの「木山先生のゆるゆる時間(たいむ)」。

本日,第3回の記事がアップされました。

第3回 試験監督のお話 - 木山先生のゆるゆる時間 http://yurutime.hatenablog.jp/entry/2015/09/10

これくらいの頻度(週1)での更新が,この勢いでできるかは微妙ですが(来週には,後期も始まりますので),できるかぎり,楽しく読んでいただける記事を書いていきたいと思っています。

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来年こそ,司法試験を突破するために。

昨日,平成27年度の司法試験の合格発表がありました。別の報道もありましたが,受験生がそのようなことに感情を動かしたところで,何も得られるものはありません。

① 不合格になった方は,来年,確実に合格するために,何をすべきなのか。

② 今年,自分が不合格になったのは,なぜなのか。

この2点,を徹底して追求することが,重要です。

今年から5回受験できるようになった司法試験は,わたしが受けていた旧司法試験のような過酷さはありませんが,それでも,合格者の受験回数が,4回,5回,という人が出てくることを意味します。チャンスは広がりましたが,競争試験で,相対的上位(20%)に入るための努力と工夫をすることが,より強く求められるようになったともいえます。

択一試験は,過去問を徹底して解いて,弱点を克服することです。これができれば合格できますが,不合格の方は,弱点克服が完全でないということです。弱点をまずは把握し(過去問で間違えた問題,正解しても理由を間違えた問題を集めれば,それが弱点です),それを克服をする作業を繰り返せば(間違えた問題を何度も解くなど),自ずと合格点が確実にとれるようになります。

論文試験は,やっかいです。なぜかというと,択一試験のように,正答が決まっているものではないからです。そこで,文章で書いた論文で,いったい何が評価され,何が評価されないのかを徹底して追求することが必要になります。そのヒントは,出題趣旨にあり,採点実感等に関する意見にあり,そして,実際に合格した人が書いた再現答案にあり,合格者の言葉(合格体験記など)にあります。それらの情報に,「素直な心」で接してみることです。来年絶対に受かるぞと思ったのであれば,「素直な心」で「謙虚」に,こうした情報を集めることです。この試験は,いまも昔も「求められていること」は変わっていません。合格者はそのことをよく知っています。よく知っているのが合格者で,よく知っていない(誤解している)のが不合格者なのです。絶対に来年合格したいのであれば,勇気をもって身近な合格者にお願いをして,どうしたらよいか相談することです。そして,そのときに,自分はこうしたとか,自己分析を自分でするのではなく,合格者に委ねることです。ここで「素直な心」が必要になります。

エクスターンシップで指導をしていたことがある人から,合格の報告をもらいました。昨年度の1回目の受験は残念ながら不合格だったのですが,租税法の成績(選択科目)はとてもよかったのです。でも話を聞いたら,それは最新の裁判例を知っていて,それがあたったからという感じがしました。どうしたら来年(2回目)で確実に合格できるかのヒントを,食事をしながら彼には話をしました。わたしの著作(究極の勉強法など)も謙虚になり読んだようです。そして,こんな同級生の合格体験記に何の意味があるのかと思いながらも,素直に言われたことを受け止め,すぐに2日間で,合格体験記100人分を読みこんだそうです。わたしは「複数の合格者の話を聞き(聞けなければ,または聞けても複数の体験記を読み),合格者の共通項を分析することが重要ですよ」と伝えたのですが,そのことを素直に受け止め,すぐに実践したとのことでした(まさか100人も読まれるとは思っていませんでしたが,徹底していますね)。それで,この1年間の勉強法は全く違うものになったということで,今年は見事に合格を果たされました。

わたしはこのようなことは,どのロースクール生にも,どのセミナーでも,どの授業でも,どの講義でも,ずっと言い続けていますし,不合格になった人にもそのことの重要性を伝えているのですが,「素直な心」でそれを受け止めて,すぐに実践する人は少ないのです。

これはわたし自身の体験からもいえます。旧司法試験で4回目で合格しましたが,3回目の受験までは「予備校の答練の成績」はいつも上位で,でも,合格者の情報はまったく得ていなかったのです。3回目の受験で失敗し,何もかも失ったと思ったわたしは,そこでようやく謙虚になり,素直な心でその年合格した人に相談して,何をしたら合格できるかを聞きました。じつにその3回目の不合格まで,そのような「素直な心」はわたしにも芽生えなかったのです。そこで聞いた2人の合格者の話から,自分の勉強が間違っていたことを知り,合格体験記を読み漁り,再現答案を徹底して分析し,論文試験に合格するためには何が求められているかを徹底追求した結果,翌年は合格をすることができました。このことは,究極の勉強法などにも書いてありますので2回目以降の受験で不合格になった方には,お読みされることをおすすめします。

5回受験できるようになった司法試験だからこそ,この時期に,このゆるぎない方法論について,改めて多くの涙を飲んだ人にお伝えしたく,かけあしでこの記事を書きました。悔しければ,素直になること,謙虚になることです。「わたしはこうしたんだけど」という「わたし」で始まる話をして言い訳をするのではなく,どうしたら合格答案を書けるのかを「わたし」を捨てて,「素直な心」で合格した人に聞いてみましょう。その「素直な心」と「合格するための方法論」は,来年合格したあとも,確実に仕事と人生で成功するための財産になります。その財産を得るための「チャンス」を与えられたと考えれば,これからの1年は,とても充実した年になるはずです。

身近にいる合格者,法曹(先生)を利用しない手はありません。「素直な心」で,かつ,「貪欲に」動くことです。がんばってください。

『弁護士が書いた究極の勉強法』(法学書院,2008年)
http://www.amazon.co.jp/dp/4587232254         

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弘文堂スクエア【木山先生のゆるゆる時間(たいむ)】第2回がアップされました。

新しく連載を開始した弘文堂スクエアの「木山先生のゆるゆる時間(たいむ)」で,第2回がアップされました。

第2回 ジェットコースターのお話 - 木山先生のゆるゆる時間 http://yurutime.hatenablog.jp/entry/2015/09/02

ゆるい感じですが,笑ってもらいながら,法律を勉強する人や,法律に携わる方たちにちょっとしたヒントになることを,散りばめて書いています。

お楽しみいただければ幸いです。また,まだ始めたばかりの連載で,知らない方も多いと思いますので,いろいろな方に広めていただければ嬉しく思います。

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