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2020年7月

新刊『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』(日本実業出版社)

ブログでのご報告が遅くなりましたが,新刊が発売されました。

・『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』(日本実業出版社)

一般書として読書の本を書いたのは,2008年の『弁護士が書いた究極の読書術』(法学書院)以来,12年振りです。また,本書が58冊目の単著になります。

30代のころ(弁護士時代)に,年間400冊以上の本の読破(読んだ本は年間で1000冊くらいで,最後まで読み終わった本が毎年400冊以上でした)を,10年にわたって,弁護士の仕事をしながら趣味として行ってきました。

・ダヴィンチ・ニュース

・東洋経済オンライン

・弁護士ドットコム

など,すでに多くのネットニュースで本書をご紹介していただいており,そのなかにも引用があるようですが,司法修習生のころに白表紙を読むのが遅すぎて「弁護士の仕事」が果たしてできるのか,不安で不安でなりませんでした(20代後半の司法修習時代の当時のわたしは,とにかく読むのが遅く,またゆっくりなのに事実を正確にあたまに入れることもできず,それが自分のなかで重たいコンプレックスでした)。

そのコンプレックスを完全に解消したのが,長期間にわたる「読書の習慣」でした(ということが,20年近くたった今考えるとそう実感することができます)。

いまは税法研究をしていますが(大学の専任教員),判決でも論文でも読むスピードは誰にも負ける気はしません。

しかし,速読のために読書を行うのでは決してなく,「自由で気ままに読む読書」を長期間にわたり習慣として継続する。

目的もなく,ただ楽しく本を読み続ける。それが結果的に,読解力を大きく向上させ,記憶力・思考力を高めることになる。

その技術を本書にまとめました。

わたしが読んで来たさまざまな本も本書のなかで紹介もしていますので(50冊近く),ぜひお読みいただきSNSなどにご感想をいただければ嬉しく思います。

 

 

 

 

 

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